道草ついでに

進む道がまだ見つかっていません。

梅雨の散歩道

なぜ、梅雨が好きになったのだろう。

そんなことを考えながら、昨夜は徘徊をしていた。

いつものラジオは忘れてきたが、今日はいらない。

雨はあがっている。

山から吹く少し湿りけを帯びた涼しい風を受け、田んぼの横を通ると、カエルや虫たちは歌い、街灯に照らされた川の水面には,、小魚が無数に泳いでいる。蛍の儚い光もすこし。

 

雨が私と生き物たちを近づけてくれている気がするから。